時計が読めると、子どもは自分で動きだす🌱
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時計が読めるようになると、何が変わるのか。
「算数の先取りになる」
そう思われがちですが、実際に大きいのは別のところです。
指示が「お願い」に変わります
読めるようになる前のご家庭では、
だいたいこうなっています。
「早くしなさい」
「まだ着替えてないの」
「もう出るよ」
時間の感覚がない子にとって、
これは意味のわからない急かしです。
ところが時計が読めると、こう言えます。
「8時に出るよ。いま何時?」
子どもは自分で時計を見て、
「7時50分」と答えます。
そして自分で気づきます。
「あと10分しかない」
急かされて動くのと、
自分で気づいて動くのとでは、
子どもの表情がまったく違います。
短針に「じ」、長針に「ふん」。日本語の文字盤で、時計の読み方が自然に身につく腕時計があります。
▶ Amazonでレビューを見る(★4.3・5,557件)「あと何分」がわかると、待てるようになります
「あと5分でおしまいね」
時計が読めない子にとって、
この5分は、終わりの見えない5分です。
だから、切り上げるときに必ずもめます。
読める子は、長針の位置で終わりが見えます。
見えているから、心の準備ができます。
切り替えが上手な子は、
我慢強いのではなく、
先が見えているだけのことが多いのです。
短針に「じ」、長針に「ふん」。日本語の文字盤で、時計の読み方が自然に身につく腕時計があります。
▶ Amazonでレビューを見る(★4.3・5,557件)自分で段取りを組みはじめます
時計が読めるようになった子は、
やがてこんなことを言い出します。
「7時20分になったら歯みがきする」
「あと15分あるから、もう1回だけ」
これは逆算です。
ゴールの時間から、いま何をするかを決めている。
段取りを組む力は、
宿題にも、習い事にも、
そのまま持ち越されていきます。
親が言う回数が、はっきり減ります
これがいちばん実感しやすい変化かもしれません。
「早く」と言う回数が減ると、
朝の空気が変わります。
怒られずに家を出た日と、
怒られて家を出た日とでは、
子どもの一日のはじまり方が違います。
読めるようにするために、いちばん効くこと
教え方の工夫よりも、
時計を見る回数を増やすことです。
そのためには、
時計が子どもの手元にあるのがいちばん確実です。
壁の時計は、見上げないと目に入りません。
腕にあれば、一日に何度も目に入ります。
時計が読めるようになるのは、
算数の準備ではなく、自立の準備です。
「いま何時だよ」と、
子どもが自分から言い出す日が、いつか来ます。